『日本政治のウラのウラ』 刊行記念インタビュー 森喜朗 「安倍クンの『ウラのウラ』も話すよ」

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選挙のイロハを教えた
――森元首相は先ごろ、ジャーナリストの田原総一朗氏との対談という形で、政界での経験を振り返る回顧録『日本政治のウラのウラ』(講談社刊)を出版しました。著書の冒頭では、東京オリンピック招致の舞台裏が描かれていますが、ともに誘致活動をした猪瀬直樹氏は昨年末に都知事を辞任しましたね。
森:結局、猪瀬さんは場違いな所に出てきてしまったということでしょう。433万票取ったというけれど、あれは五輪開催を求める都民が、招致賛成候補だった猪瀬さんに投票したということです。それを自分が期待されたと勘違いしたことが失敗の元じゃないかな。


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