完全保存版「脱いだ女優」「脱いでほしい女優」「脱いでほしくない女優」

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尾野真千子 吉高由里子 真木よう子ほか

映画館のスクリーンに自分の裸体が映し出され、観客は感動する。女優とは特殊な仕事だ。脱ぐか、脱がないかで今後の人生が大きく変わる。新しい作品、監督と出会うたびに彼女らは葛藤し、決断する。

自分を出し切るために脱ぐ

 ある満月の夜、愛する人を思い自慰行為に耽る女性。柔らかそうな乳房、白い裸身が月光を浴びて浮かび上がり、薄く開いた口元からは、官能の吐息が切なく漏れる。バックに流れるのは、スローなバラード―片手で乳房を揉みしだき、もう一方の手を秘部に這わせる。やがて女は恍惚の表情で絶頂を迎えた。

 映画『真幸(まさき)くあらば』('10年)でフルヌードになり、前述のオナニーシーンを披露したのは、いまや人気女優の一人となった尾野真千子(32歳)だ。

 尾野はNHKの連続テレビ小説『カーネーション』('11年)でヒロイン糸子を演じ、一躍全国区になった。

『真幸くあらば』は、まだ知名度が低かったころに出演した衝撃作だった。


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