週現 『熱討スタジアム』第110回 世界の盗塁王 福本豊を語ろう 今週のディープ・ピープル 山田久志×村上公康×神部年男

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阪急黄金期を支えた不動の一番打者

足で客を呼べる―そう言われる選手は、福本豊以前にも以後にもいない。偉大な選手だけど、どこかお茶目。ファンにも相手チームにも愛された、男の生き様。

福本が出れば先制点

神部:リーグ優勝6回、日本一3回、'70年代の阪急はほんまに強かった。その中心にいたのは、間違いなく福本豊だね。あの足は全チームにとって脅威だった。

村上:1番打者のフクちゃんは、出塁するとすぐさま盗塁。続く2番の大熊忠義がセカンド方向に進塁打を打ち、福本は三塁へ。そして3番・加藤秀司が犠牲フライを打って1点。初回に簡単に先制点を取られるんだから、こっちとしてはたまらんよ。

山田:大熊さんは進塁打、加藤は外野フライ。二人ともこの練習ばかりしていました。それほど福本さんの足は信頼されていたし、心強い存在だった。

神部:山田は福本と'68年ドラフトの同期入団だよね。



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