NHK『花子とアン』伊藤伝右衛門 本当はこんな人だった

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柳原白蓮をカネで買った大富豪・伝助のモデル

『花子とアン』の陰の主役とも言われる葉山蓮子。その夫・嘉納伝助は粗野で下品な成金だが、どこか凄みも感じさせる。実在したモデルはどんな人物だったのか。炭鉱王の「真の姿」を子孫に聞いた。

あんなに粗暴だったのか

『花子とアン』の人気が、止(とど)まるところを知らない。第10週(6月2~7日放送分)の視聴率も好調で、放送開始から10週連続で21%超えを記録した。

 その人気の一因となっているのが、主人公・安東はな(吉高由里子)の親友・葉山蓮子(仲間由紀恵)の存在。実在の女流歌人・柳原白蓮(びゃくれん)(あき(火偏に華)子)をモデルにした、葉山伯爵家の令嬢・蓮子の気品あるキャラクターと数奇な運命が、物語のアクセントになっている。



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